病棟看護師の働き方は、2交代制または3交代制が一般的だ。
2交代制の場合は、週のうち日勤3日、夜勤と夜勤明けの5日勤務である。
1日の拘束時間は長いが、夜勤明けの後に2日連続で休みが取れるのが特徴だ。
3交代制シフトの場合は日勤、夜勤の他、準夜勤がある。
長時間の夜勤がないため、体力的な負担は2交代制と比べると軽いが、休みは週に1日のみとなる。
看護師の仕事場は病棟だけではなく、入院設備のないクリニックやデイサービス、外来看護師は日勤のみの働き方ができる。
夜勤がなければ、小さいお子さんがいても仕事を続けやすい。
体力にあまり自信のない看護師にもおすすめの働き方だ。
体力があり、高収入を得たいという看護師は夜勤専従という働き方ができるだろう。
夜勤のみなので体調への影響が心配されるが、2交代制や3交代制と比べると、昼夜逆転するだけで、生活リズムは作りやすいという部分もある。
転職する際には、自分に合った働き方を重視して職場を選ぶと良いだろう。
働き方が自分の生活リズムに合っていると、オンオフを上手に切り替えられる。
結果として仕事のパフォーマンスは上がり、自分の心身への負担も少なくできるだろう。
オンとオフを切り替えてメリハリのある働き方をするには、しっかり睡眠時間を確保すること、バランスの良い食事を、できるだけ決まった時間に食べることが欠かせない。
夜勤や準夜勤があると、睡眠や食事の時間が不規則になりがちだが、できるだけ6時間以上眠ることや、3食バランスの良い食事を取ることは心がけたい。